工事現場に行ってきました

CSUS工事現場に行き、状況をチェックしてきました。

大筋で工事は終わっているといってもいいと思います。

ただ、何か所か設計図と異なる箇所や問題のある箇所があったので、

Dr. ChuleemasとLDD(土地開発局)のエンジニアとそれらの箇所の対応を

現場で協議しました。

7月中には工事完了となるように頑張ってもらうように依頼しました。

 

 

現場での打ち合わせ時には、新しく掘削した水路付近に多くの塩類が集積していました。

これは、水路の土砂をそのまま水路脇にあげたので、

その土砂に含まれていた塩類が析出したのだと思います。

打ち合わせ4~5日前ぐらい雨が降っていなかったようなので、

乾燥によって塩類が析出したのだと思われます。

ただ、中央部を中心として、圃場全体ではなんだか塩類の析出が少なくなっている

ように感じました。

排水路の水質は、ややアルカリで、塩分濃度は海水の1/2~1/4の程度(水路によってばらつきがある)と

なっており、早くも除塩効果が出ていると思われました。

排水された高塩分濃度地下水が雨水によって希釈されたのだと思います。

EM38で土壌塩分濃度(EC)の測定をしたので、また結果が出たらお知らせしたいと思います。