プロジェクト実施サイト:タイ王国コンケン県バンパイ地区

 

気候:熱帯サバンナ気候で、乾季と雨季が明瞭に分かれている雨季:5月~11月
乾季:12月~4月
年間降水量:1,100 mm~1,800 mm
年平均気温:26.8℃
年降雨日数:116日

 

タイ東北部における農業について

農家戸数:259万戸東(タイ全体の47%)
農地面積:5,773万ライ(924万ha、1ライ=0.61ha、タイ全体の44%)
土地利用:稲作(64%)、畑作(19%)、果樹(8%)、野菜・花き(1%)、その他(8%)タイ全土における農業部門GDPの約19%を占めている

タイ東北部における農業について

農家戸数:259万戸東(タイ全体の47%)
農地面積:5,773万ライ(924万ha、1ライ=0.61ha、タイ全体の44%)
土地利用:稲作(64%)、畑作(19%)、果樹(8%)、野菜・花き(1%)、その他(8%)タイ全土における農業部門GDPの約19%を占めている

カスケード型塩類利用システム(CSUS)の適用サイト

プロジェクトは図に示すような上流側から下流側にかけて明確に土壌塩分濃度が変化する圃場において実施する。
ここでは、大きく圃場全体を4つのコンポーネントに分割し、塩分濃度の違いにより適切な土地利用を行い、作物生産性の向上や生業複業の強化のための各種試験および実験を行う。

 

 

CSUS適用サイトの水・土壌関係の概要

 

土性:シルト~重粘土(場所と深さによって変動が大きい)
浅層地下水深:雨季は土壌がほぼ飽和するため地下水深はほぼ0m深さ、乾季は蒸発により2.0m深さ程度まで低下する。
土壌塩分濃度:みかけ電気伝導度で、500~2000 dS/m程度(EM38による測定)
地下水EC: 50 dS/m程度の箇所あり (海水と同程度)